お金が貯まる生き方なんて学校では教えてくれません。節約について子供のときに祖母や母には少し教わりましたが。前向きに貯金をする家計簿の授業があっても良いと思います。

 

お金の節約にしても、時間の節約にしても、ムダを省くとムリが軽減されます。だけど、効率的とは違う気がします。

確かに、事前にチラシを見て特売品を買うのは時間的に効率が良いかもしれません。

だけどチラシを確認した時間はどうなってしまうのだろう。私はそんな風に思ってしまいます。

それが日課になっていて、いつものルーチンワークになっているのでしたら、もちろんそれは素晴らしいことだと思います。

しかし、一生懸命そのような節約をやろうとしてるのに、上手く行かない人は、けして充実していない節約生活を送っていると思うのです。

節約はそんな息苦しいものであってはいけないと思います。なぜなら続かないからです。

 

そのようなことを繰り返していたら節約するたびに精神的に落ち込むことになります。

すると、私には節約できない、お金を貯めることもできない。そんな気持ちになってしまいます。

大切なことは早くあなたなりの節約方法を見つけることではないでしょうか。節約でがんじがらめにならないようにしましょう。

 

家計簿をつけることができずに節約生活を諦めてしまう人もおられます。家庭でのお金の流れを把握、見直し、計画を練って行くには必要なことだと思います。

いったん家計簿をつけると決めたら、とことんあらい出す人もいると思います。それはとても良いことです。ですが続かない人はこの細かい作業が苦手という人が多いのですね。

全体をくまなく把握してこそ節約できる。それはそうかもしれませんが、続かないのであればもっとシンプルな支出の記入でも良いと思います。

もっとざっくりな、シンプル家計簿から始めるという方法もあってよいのです。

生活スタイルや家族の人数などでお金の流れは違います。ガチガチな家計簿で続かない場合は、費用をあまり細分化させずに分けてみると良いと思います。

 

節約雑誌などはとても参考になります。だけど、そのときの感情はどうなるのがあなたのパターンでしょうか。

「私にできるだろうか」と思った時、「できる」とポジティブになれていますか?

「この人だからできるのだ」とネガティブになり、自分に対して「私はダメだ」などと思っていませんか?

他人と比較すると、心の中では自分の方が良ければ誇り、悪ければさらに自分はダメだと低い位置にへりくだる心理が働きます。

比較するのではなく自分の基準を持つことが大切です。節約生活がなかなか上手く行かなくても焦りは禁物です。

絶対できると信じる気持ちを持ち続け、効率が悪くても節約が習慣になるよう時間をかけてコツコツと前向きに頑張ってみてください。

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