生活楽しみを増やす老後趣味を選びました。楽しそうに暮らしていると友達も増えます。近頃、老人嫌いだと言われる人々が増加傾向にあります。その理由にも触れてみたいと思います。

 

これが私の選んだ老後の趣味、まずは第3位からです。それは散歩です。

なぜ散歩かというと、高齢になると体を動かす機会が減って脳に血流が行き渡りにくくなっています。散歩をすると適度な運動が出来て血液が循環し脳にも血液が回ります。認知症予防にも効果的と言われています。

毎回同じコースではなく、違う景色を見ることによって脳に刺激を与え活性化も期待できます。骨粗しょう症の予防だけでなく骨自体を強くしてくれます。

足は第2の心臓と言われ心肺機能も高まります。さらに、近所の人、立ち寄ったお店での会話によりコミュニケーションがとれます。

散歩での注意としては脱水症状、疲れ具合、転倒に気をつけて下さい。年齢を重ねると感覚機能が低下します。まだ喉は渇いていないからと水分補給を怠らないよう定期的に補給しましょう。

もう少し歩けるからとムリをすると体を壊してしまいます。極力荒れた道は避け平坦な道を選ばれることをおすすめします。

 

次は第2位です。それはガーデニングです。イギリスの家庭で営まれていた庭園作成術を日本に導入したときにこの言葉が定着したそうです。

今では庭先で行っている花の栽培や家庭菜園をしている場合もガーデニングと呼ばれているようです。季節や天候を考えながら温度管理を行ったり、肥料を変えたりと常に工夫が大切なのだそうです。

老後の趣味として、考える事が多いものは認知症を防ぐことにもつながります。まいた種が芽吹くこと、育てた野菜の収穫を楽しむこと、それを食べることは、五感を使うので感性が豊かになると思います。

米国では園芸療法というものが確立されています。心理的効果や情緒的効果。そして身体の機能回復、維持、増進。さらに達成感や満足感などの精神的効果もあり、生活して行く為のやりがいも見出せます。

日本にも園芸療法士がいて、十分な効果を得る為にはバックアップをしてもらう事が必要です。自分だけでもそれに近い効果を得ることができるかもしれません。

畑で野菜作りの記事はこちら→節約して老後資金を貯金しても貯蓄にならない理由とは

 

私が選んだ3位と2位の共通点は、コミュニケーションが取れることです。ですがほとんどの趣味で会話はできます。実は、私が1位に選んだ趣味はそのコミュニケーション技法であるコーチングです。

コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の1つ。対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術であるとされる。相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。

ウィキペディアより

 

最近は、子育てコーチングであったり、医療・福祉コーチングなど様々な分野で浸透しています。福祉関係のコーチングというのは介護士同士、または、介護士とお年寄りとのコミュニケーションを円滑にすることです。

私が老後の生活の為に趣味としてコーチングというのは、高齢者同士で円滑に会話ができるように相手の話をよく聴く(傾聴)を中心に会話方法を学んでみてはどうかという事です。

相手と気難しい時の断捨離はここです→心の断捨離と人間関係、親子関係の悩みを改善する方法

どうしてそんな必要があるのかお伝えしますと、老人が嫌いだという理由のなかに、「自分の意見が通らないと怒る」「上から目線」「口だけ達者」「常に自分が正しい」「認めてくれない」「話を聞いてくれない」などがあるのではないかと思います。

このようなことを自ら気付くことは難しいと思います。そのような方にミュニケーション技法が身近になれば専門的な事柄なので認める可能性があると思うのです。

私は、コーチングを趣味にして人材開発をしたらと言っているのではなく、人の話を聞くのが好き、お茶会を楽しみにしている方などが、さらに楽しく会話ができる為の知識としてコーチングを活かしてほしいと思います。

ちなみに、あなたが祖父、祖母との会話が上手く行かないと思っているのでしたら、まずあなたがコーチングを学ぶことをおすすめします。相手に対するあなたの気持ちが変わりますよ。

コメント

この記事へのコメントはありません。

この記事にはコメントできません。