片付けを徹夜でしてはいけません。どんなに汚部屋であっても、それがあなたの身を守るコツ。こんまりもすぐやれなんて言ってない。私がのぼせただけ。だろう運転はダメ。
こんまりの「人生がときめく片付けの魔法」を読んでいる途中でその魔法に掛かってしまった。まだ読んでいる途中の午後5時過ぎ、ふと思い立つ、片付け、今からしようと。
徹夜して一気に、短期に、完璧にまずは捨てるを終わらせる。すでにある程度スッキリした部屋になっているので、そんなに頑張る必要はないのだけど、こんまりの魔法陣は強烈だった。
最初は服を一箇所に集め、そこから着ないものを捨てる事にした。一度服の断捨離をしていたのだが、今回は捨てなくても良いと思っていたモノも思い切って捨てた。
次にデスクトップPCとノートPCを捨てることにした。ノートは使用していなかったが、デスクトップは毎日DVDのみ再生させていた。
捨てる方法がとてもめんどくさいので、それなら使っておこうと思っていたが、電気店に持ってゆくと回収してくれることがわかったので破棄することにした。
ただ、無料ではなくリサイクル料金が掛かる。メーカーに直接連絡して回収してもらうことを考えると、少しお金は掛かるが、こちらの方が手間が掛からなくて良い。
次に本の断捨離にかかったが、今回は11年間購読していた介護の本を捨てる事にした。これは結構勇気がいったが、一気にそして完璧にやってしまわないと中途半端になる恐れがある。
もちろん納得したし、とくめかなかったので役目を終わってもらった。
断捨離を実践した、まとめ記事はこちらから→断捨離を実践するなら書籍の通りやるのも1つの方法です
次に小物に取り掛かったのだが、ボールペンなんてもうないと思っていたのに、しっかりしまい込んであった。
しかも少し上等そうなボールペンも含まれていた為、これは取っておこうと思ったのだが、このパターンでモノが増えると思うので、「断つ」事にした。
ちょっとときめいた気もするので微妙なのだが、捨てて後悔するようなものでもないので、もったいないよりスッキリを優先させた。
次にクローゼットの奥にあったダンボールの中に食器が入っていたのでそれを断捨離した。皿類がけっこうあったが、一人暮らしではとても使いきれない。リサイクルショップへ持って行きたいと思う。
途中片付けから模様替えになり時間を大幅にロス、こんまりの片付けは場所ごとでなくモノ別に片付けるのが特徴、1つのモノが片付いたら嬉しくなってついついPCの場所を移動させてしまった。
結果的には移動させてより部屋がサッパリしたので結果オーライ。
徹夜で断捨離することのメリットは「頑張ってます感覚が高くなる」こと、ダラダラ長時間仕事をして「俺は仕事してるぜ」と勘違いしてはいけない、ビジネス書には、要領が悪い、段取り能力がないと記している。
今回はそれを逆手にとり、モチベーションは常に上昇をキープしていた。
逆にデメリットは数多い、翌朝の6時30分にこの記事を書こうとしたが、なぜかPCの画面をみていると目が痛く画面を直視しずらい。血圧も高くなるとのことだった。何気に髪の毛を手ぐしでとくと数本抜けた。
もしかして髪の毛も断捨離?やばいやばい。体へのダメージが思ったより大きい気がする。
しかし、徹夜の本当のデメリットはこの後起きた。集中力が散漫になり事故を起こしかけた。箱の中に入れた食器を助手席に乗せてリサイクルショップに行く途中、交差点で見た目80歳位のおじいさんがバイクに乗って止まっていた。
状況的にどう考えたって私が通り過ぎるのを確認して交差点に入る場面だった。しかし、真っ直ぐ前を見ながら交差点に進入してきたのだ。
「うそだろっ」私は慌てて右に急ハンドルを切った、おじいさんにぶつからず、対向車も居なかったので私は対向車線をふさぐ形で止まった。
おじいさんがこちらをずっと見ていたので、「大丈夫でしたか」と声を掛けると「ごめんごめん」とゼスチャーをして走り去った。
残されたのは助手席の箱が落ちてガラスのコップが割れた惨状だった。だけど壊れたのが食器で良かったというのがそのときの気持ち。
「がちゃがちゃん」という音は耳から離れなかった。あの音はおじいさんじゃなかったという事実に安堵するのと、もしあの音がと考えると、二度と徹夜で断捨離するもんかと心に誓った。
もう少し危険予知をするべきだった、だろう運転をしていた。ちなみに割れていない皿をリサイクルショップで査定してもらうと、「箱に入った未使用のものに限り買取ます」ということで無駄骨に終わるとゆう結末、服なども多量に持っていったので収入は400円成り。
そのお金でコーラを買って飲んだが、以前より美味しく感じた。
明日は片付けした時の事を書きたいと思う。お楽しみにね。
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