節約と心の健康で貯金をする方法とは?


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心の健康を保ち節約生活を行い貯金をする方法をお伝えします。節約ができない、貯金ができないと心が不健康になっていませんか?そんなあなたにトリプルカラム法を紹介します。

 

デビットバーンズ著者の「いやな気分よ、さよなら」という本があります。

認知療法(認知のゆがみを改善する心理療法)の手法を使って憂うつな気分に打ち勝つ方法をわかりやすく解説しています。

昨日説明した「ABCDEモデル」とは少し違う方法です。難しいと思われたら、これから説明する「トリプルカラム法」から試してみると良いです。

「ABCDEモデル」はこちらから読めます→貯金したいのに浪費癖を治す事ができないと悲観的な見方を変える方法とは?

認知の歪みというのは、日常生活に支障をきたす不合理な考え方のことです。パターンが10個あるそうです。

「認知の歪み」リストは以下の通り。

1.全てが無化思考(オールorナッシング思考)

・物事を白か黒かのどちらかで考える思考法。少しでもミスがあれば完全な失敗と考えてしまう。

2.一般化のしすぎ

・たった1つの良くない出来事があると、世の中全てこうだ、と考える

3.心のフィルター

・たった1つの良くないことに拘ってそればかりくよくよ考え、現実を見る目が暗くなってしまう

4.マイナス化思考

・何故か良い出来事を無視してしまうので、日々の生活が全てマイナスなものになってしまう

5.結論の飛躍

・根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう

・A.心の読みすぎ: 他人が自分に悪く反応したと早合点する

・B.先読みの誤り: 事態は確実に悪くなる、と決め付ける

6.拡大解釈(破滅化)と過小評価:

・自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する。逆に他人の成功を過大に評価し、他人の欠点を見逃す。

7.感情的決め付け

・自分の憂鬱な感情は現実をリアルに反映している、と考える

8.すべき思考

・何かやろうとする時に「~すべき」「~すべきでない」と考える。あたかもそうしないと罰を受けるかのように感じ、罪の意識を持ちやすい。

9.レッテル貼り

・極端な形の「一般化のしすぎ」。ミスをしたら「自分は落伍者だ」など感情的で偏見に満ちたレッテルを貼る

10.個人化

・何か良くないことが起こった時、自分が責任がないことでも自分の所為にしてしまう
出典:高田晋一の成功データ研究所より

トリプルカラム法のやり方は、まず、ノートに落ち込んでいる今の気持ちを記入します。

次に、書き込んだあなたの考えのなかに、上にある10個の認知のゆがみがないかを検証するのです。

もしあなたが、「自分は節約ができないダメな人間だ」と強く思っているのでしたら、紙に自動思考という欄をつくりそのように書きます。

次に、認知のゆがみを10個からさがしてどれに当てはまるか検証してください。この時点で考えがネガティブになっていることがわかりますね。

次に、合理的な反応という欄に合理的な考えを書きましょう。これをすると憂うつな気分はだいぶ和らぎます。

 

重要なことは「紙に書く」という事です。自分の考えを1歩引いた目で見つめなおす事ができるからです。

ストレス対策も紙に書く記事はこちらです→生活費を節約し貯金しているあなたへ、ストレス解消法5つのポイント

私も節約生活を頑張っていますが、なかなか思うようには節約できていません。

成功体験を積み重ねて「今日も節約できた」と胸をはって喜びたいのです。

しかし、節約できていないことが多い気がして考え込みます。

ところが、全くできていないわけではないのですね。貯金はしていませんが、電気代は5000円以内を達成しています。

できていることより、できていないことが多いと感じてしまうのは嫌ですね。

不安になって余計にやる気も起こらなくなったりします。こんな気持ちになりたくないと思います。

トリプルカラム法は気持ちや感情を変えるものではありません。

「えっ、それではやっても意味ないのでは」そう思った人もいるかもしれません。

 

実は変えるのは「考え方」です。思考が行動を決めるとも言われています。

すぐに良い変化を感じる事は難しいのですが、紙に書いて認知のゆがみの修正を続けていけば、少し変わってきたと実感できるようになると思います。

このデビットバーンズの「いやな気分よ、さよなら」には他にも元気になる方法が書かれていますよ。

可能でしたら手にとって読んで見てください。

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