個人年金保険はどの様な物なのかお伝えします。老後資金の蓄え方はたくさんありますが、果たして将来の年金生活にどれだけ有利なのか分かりません。今の時代貯金が1番無難なのかもしれません。
銀行預金と比べて個人年金保険にはメリットがあります。銀行預金よりも利息が高い事です。ただ、普段私たちがしている定期預金と基本的な仕組みは同じです。
保険会社に保険料としてお金を預ける事で利息が付く仕組みですが、所得税と住民税が安くなります。
現在の公的年金はニュースや新聞で不安視されています。だから民間の個人年金が注目されてはいるようですが加入率は横ばいだそうです。
年金生活の記事はこちらです→老後の年金生活大波乱?ねんきん定期便受け取っていますか?
例えばこの様な3つの個人年金があります。終身年金、確定年金、有期年金と呼ばれるものです。
価格ドットコムより抜粋
終身年金は被保険者が生きている限り受け取る事ができます。老後の資金として生活にかかるお金の一部になります。ただ、年金受け取り開始後すぐに亡くなった場合は元本を回収できません。
夫婦で一緒に支払ったとしても被保険者以外受け取れない事になります。保証期間を付けると被保険者が死亡した場合でも残りの保証期間に対する年金もしくは一時金が支払われます。
日本の女性の平均寿命は86.83歳なので、被保険者を妻にすると長く受け取れる可能性があります。
たとえ途中で亡くなっても家族が受け取れるのが確定年金です。あらかじめ決めた保険料を支払い受け取れる年金額も決まっています。
支払いの年数や確実に受け取れる額が決まっているので使う用途を計画することもできます。
自ら貯金をするのと変わらないのですが、銀行より利息が高いのと、税金の控除制度があることを考えるとこちらの方が良いのかも知れません。
あらかじめ決めた保険料を支払い、生きている間一生涯受け取ることができるのが有期年金です。
終身年金と確定年金の内容の一部を分け合ったような保険です。保険料を最も安くできるのもこちらになります。
確定年金との違いは決められた一定期間受け取れるのですが、なくなった場合遺族が受け取ることはできません。
ただ保障期間を付けると被保険者が死亡した場合でも残りの保証期間に対する年金もしくは一時金が支払われます。
公的年金とは違う個人年金保険には一長一短あるのですが老後の資産作りにどれだけ役立つのでしょうか。
老後の年金の記事はこちらにもあります→衝撃の老後の年金生活を垣間見る。今の家計と将来の生活費。
年金と言っても受け取り方には一時金型もあります。ただし支払われる合計金額は年金型より少なくなります。
終身年金、確定年金、有期年金は年金型タイプですが、今から10年以上前でしたら掛け金が少なく受け取り額は増えていました。
ところが最近では掛け金は高く増えはわずかです。また、保険会社が倒産する可能性もあります。
将来公的年金がどうなるか分からない事を考えると私的年金である年金保険の新規加入も考えたいところです。
やはりファイナンシャルプランナーなどとしっかり話し合って検討した方が後で後悔しなくて済みそうですね。
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