親子関係はいくら悪くなっても、改善できる可能性は高いです。心の断捨離人間関係を良くできると思いますが、親子の悩みを改善するには、自分の存在がキーワードです。あなたはまだ、気付いていないだけ

 

今日は父から電話が来て、遠めに、用事はあるかと聞いてきました。何もないと答えると、映画でも見に行こうという話になり、ついでにおいしいと評判のラーメンを食べに行きました。

ラーメン店で父は、つけ麺を2人で分け合って食べ、プラス好きなラーメンを食べようと言いだしました。以前にこのような場面があれば全否定。「つけ麺食べたいと思ってない」

しかし今回は、「了解、じゃぁ注文する」と全肯定で受け入れました。しかもつけ麺が来ると、「わしは今食べているラーメンの汁につけて食べる。お前このつゆを使って食べろ」と言うのです。

いやいや、なんのこっちゃ、つゆが重要やんか。と心の中で叫びながら、このつゆは美味しいからと、専用のつゆにつけて食べるよう誘導しました。とにかく受容することが最重要事項なのです。

 

映画を観た後に、同じフロアにあるゲームセンターに立ち寄りました。私はゲーセンに行かないのですが、父も初めてだと言っていました。

なにやらクレーンゲームに興味を持っていたので「やってみたら?」と声をかけると、「1回だけやってみるか」というので500で6回くらいしてみたら、と言ったのですが、かたくなに1回だけというので何も言わず見ていました。

案の定、見当はずれの場所で取ろうとして即終了。どうもクレーンが届かない場所にある、届いたとしても最難度の場所にあるぬいぐるみを狙っていた模様。

父の言葉は、「こんなもんだぁ、楽に取らせるようには出来てない」でした。いや、あんたが楽じゃないとこ狙ってただけじゃん。と心の叫び。

 

次のカーレースゲームでは、ほとんど他の車にぶつかることなく安全運転でゴール。私は横で見ていて、スリルやワクワクを味わった感じがしないと思っていたのですが、父いわく、「あれは湾岸線だな、昔そこを60キロオーバー走って9万ちょっと罰金を払ったことがある」と言っていました。

家に帰って調べてみると、スピード違反での罰金最高額が10万円でした。すでにスリルもワクワク感も経験済みだったのですね。

 

こんな話をすると、ずいぶん仲のよい親子だと思われるかも知れませんが、それは3年前からで、私が38歳のとき、高校を卒業し実家を出てから始めて2人でご飯を食べました。

それまではほぼ無連絡状態、友達と親のことを話すときは、父のことは「あの人」と言っていました。父は団塊世代です。だからだと言うわけではないのでしょうが「認めてくれようとしなかった」という思いが強く、昔から好きではなかったです。

それを改善したキッカケ、方法は、まず1つに、このままではいけないなという思いが漠然とあったこと。

2つ、コーチング講座でコミュニケーション術を学んだこと。

3つ、親を否定するのは、自分を否定していることだと気付いたこと。です。

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シンプルに言うと、たったこれしきの事です。親子関係が悪い人は心のどこかで「ほんとはこれではいけない」と思っていると思います。なので、コミュニケーションの方法を学べば、お互いカチンと来る部分は相当減ります。

素直に考えれば、親がいなければ自分は存在しない。コミュニケーションがうまく出来ていないだけのことなのです。

心の断捨離で人間関係を良くするのも1つの方法ですが、相手との正しい会話の仕方を学んだ方が、断然早いと私は思います。

私がいま思うのは、間違った親子関係は断捨離できている状態なのだと思っています。悪い感情は離れ、調和がもたらせれています。

なので断捨離から始めても良い関係にたどり着くことは出来ると思います。きっと、相手を認めていなかったのは自分の方だと気付くと思うからです。

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