もう変わらないと思っていても、固定費の見直しは何度でもやるべきです。年金生活では赤字家計が続いて行けば今の暮らしが立ち行かなくなるのは時間の問題です。
例えば2人で暮らしていてガス・水道代を年間1万5000円くらい節約する方法は何があるでしょうか。
最近は節水の為の蛇口やシャワーヘッドなどが売られています。この様なものを積極的に使ってみることで固定費が減ります。
さらに自宅の居間は長い時間電気がつけっぱなしになっている場合も多いと思います。そこの電球をLEDに変えるだけで節電効果があります。
LEDで節電の記事はこちらです→LED照明のメリット・デメリット電気代の節約に効果的な部屋にするには。
最近70代、80代の方でもスマートフォンを使っておられます。孫の写真を見たりするのにもとても便利になりました。
毎月の利用料はあまり使わなかったとしても7000円位はするのではないでしょうか。
電話を持つならここ数年で一挙に浸透したビッグローブスマホなどの格安スマートフォンがおすすめです。
毎月2000円以内に収まる契約もあります。この様に固定費を再度見直す事で、年金を使う用途を少なくする対策ができます。
固定費を何度も見直す事で節約に対する意識を持ち続けることもできると思います。ムダ使いをしてはいけないと思っていてもなかなかそのようには行かないものです。
節約生活をする上でムダ使いを減らすというのは大前提と誰もが思っている事だと思います。ムダ使いをしない人は財布を使う回数が少ないのも事実です。
そうする為には、例えば1週間分の献立を決めて計画に沿った食材を買っておく方法もあると思います。
私の買出し記事はここです→1人暮らしのまとめ買いを公開、余裕で1週間以上は持つ?
お金を管理するという考えは非常に大事なのですが、何に使ったか、どうして無くなったか分からないという人も多いのです。
そんな人はムダ使いをナゼしてしまうのか考えるよりも先に、ナゼお金の管理をしないのか考えてみて下さい。
今後さらに医療費の窓口負担は引き上げあれ、消費税も増税される事になると思われます。支出はどんどん増える一方になることは目に見えています。
それは何を意味するのかというと生活に使うお金が減るという事です。そうなれば年金に頼る割合が多くなり、生活もどんどん苦しくなっていきます。
私は以前このブログの記事で、今のアパートに住んでいれば「固定費は大幅に上がる事はないと思います」と書きました。
その記事はこちら→衝撃の老後の年金生活を垣間見る。今の家計と将来の生活費。
しかし、使える生活費が減ってしまう可能性は大いにあるのですね。
厚生労働省の国民生活基礎調査(2014年)では、65歳以上の高齢者のうち約59%が「生活が苦しい」「やや苦しい」と感じています。
今後この割合は大きくなると思いますが、「生活が苦しい」と言われる人だけでも、いずれ50%を超える日が来ます。
蓄えた老後資金や年金の消費を最小限にするには、何度も固定費を見直すクセをつける事も老後を生き抜く手段の1つだと思います。
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