お菓子メーカーのブルボンがアイス事業に新規参入します。アイスクリーム市場と氷菓子市場は近年好調なのだそうです。

株式会社ブルボンは1924年に設立されました。名前の由来はフランスに関係があるようなので、最後のキャッチコピーにもつなげました・・。現在市場ではロングセラーブランド菓子のアイス化が進んでいるのです。

ブルボンさんはいったい何をアイスクリームにするかというと、ロングセラー商品のルマンドだそうです。サクッとルマンドアイスが誕生するわけですね。私も小さい頃からルマンドは大好きです。今回のアイスクリーム化で、ルマンドが生まれたのは私が生まれる1年前という事も知りました。ルマンド先輩がアイスになって新登場。

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しかし、新潟、富山、石川、福井の北陸エリアで、2016年8月8日からの検証販売なので当分食べられそうにありません。実は私にはルマンドに思い出があります。子供の頃1人でルマンドを食べていたのですが、1つ口に入れて噛み砕くと口のなかに余裕がうまれるのでそのまま何個も口の中へ入れていました。

さすがに水分がないと息苦しくなって冷蔵庫から牛乳を取りだし、ルマンドが口のなかに残っている状態で飲んだのです。すると、ルマンドの甘さと牛乳がベストマッチ。それ以来ルマンドを食べるときは牛乳もセットにしていました。

だから、ルマンドアイスと聞いてサクッと、いやビビっときました。美味しくないはずがない、私はミルクとルマンドの相性を知っているのですから。すでにアイスルマンドの美味しさのイメージが浮かんできているのです。

いてもたってもいられなくなり牛乳とルマンドを買いに行きました。こうなったら牛乳を軽く冷凍してよりルマンドアイスに近づけようと試みたのです。そのときひらめきました。ルマンドアイスを作ればいいじゃないかと。北陸まで新幹線で行くよりそうとう安上がりです。さっそく必要物品を購入しました。

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それではこれから、ルマンドアイス手作りバージョンについて報告します。

①某アイスを2つに切り分ける。ゆっくり丁寧に切ってください。

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②片方のバニラアイスを少し削る。余談ですが、モナカの種類によってバニラの味が微妙に違うことを発見しました。

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③ルマンドを一定の長さに切る。ここでの注意点はルマンドはサクサク感が人気のひみつです。だから、切るときも包丁でサックとやらないとバラバラになってしまいます。ルマンドの美味しさの秘密がここに現れていますね。

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④ルマンドを削ってないアイスの方に逆さまにして乗せる。ここでの注意点は、削ってないアイスにルマンドの平らになっている側を上にして乗せることです。これは私が思考錯誤を繰り返した結果に基づいた結論です。

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⑤もう片方をかぶせ、ひっくり返す。写真をよくみるとわかるのですが、ひっくり返した事によって、上にある量が多いアイスが重石となり、ルマンドが少し沈んできます。それと同時に上にある溶けたアイスがルマンドを包み込もうとしています。こうする事によって、ただ挟んだだけではない本格的なルマンドアイスに近づける事ができるのです。

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アイスが溶けすぎるまでに、ここまでの行程を終える必要があります。アイスが溶けるまでの時間は季節、場所、ブルボンに対する情熱によって変わってきますのでご注意下さい。

⑥上から力を加えて調整し冷凍庫へ戻す。手で上から押さえると少しずつ沈んでゆきます。慌てずゆっくり行ってください。

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⑦完成したら実食。さぁ、完成したルマンドアイスの出来具合をお見せしましょう。

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少し実物とイメージが違うと思い、違う種類のアイスでも作ってみました。この時にバニラの味が違う事を発見。

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こちらの方が実物の画像イメージに近づいた感じがしますね。食べてみての感想ですが、北陸エリアの人たちズルイよ。めっちゃ美味しいじゃんか。

クレープとココアとミルクがお口でとろける至福のダルタニャン。

早く本物が食べたい。

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